チラシ

チラシには累計８００万部、ベストセラーコミック『あずみ』監督・北村龍平、主演・上戸彩で初の映像化…「日本のチャンバラで世界へ挑む！」
澄んだ瞳の美しき少女が、使命のため、躊躇なく敵の首を斬り落とす…
徳川家康が江戸に幕府を開いたころ。
戦乱の世に終止符を打つべく、そして人々が安心して暮らせる日々を作るため、
戦の種に繋がる者たちを暗殺する―"枝打ち"という過酷な使命を背負って生きる一人の美しき戦士がいた。
少女にして刺客―その名はあずみ。


感想

かわゆい。上戸彩めちゃくちゃかわいい。岡本綾もかわいい。
なんかさっきからかわいいしか書いてないような…。
それくらいかわいいんです。
内容はどうでもいいです。よくないか。
このキャストの豪華さ！それだけで一見の価値あり。
内容は人気コミックを映画かしているだけあって内容もかなり充実している。
原作コミックを読んだことはないけど、見終えた後読みたくなったかも。
そーいうのを考えると内容も文句なく面白かったのかも。

この映画監督はただものではないような感じがした。
アングル、スローとかセンスを感じた。
最後らへんの美女丸との戦いで無意味に思えるほどグルングルンアングルが回ってある意味酔いそうになる画面。

一番思ったことは配役がすばらしくよい。
アホ三兄弟の長男役、遠藤憲一さんっていう人は全然知らない人やったけど一番気に入った。
なんていうかおもしろくおやじキャラ爆発でいい味出していた。
「あれっ！？この人、俺と全く同じ意見やん！」って。

そしてオダギリジョーさんなんて役ででるんですか！？
普段は美形で好青年を演じることが多い彼は今回、いかれてます。こわれてます。いい変態っぷり。最高。こんな役もできるんですね。

そして成宮くん高校教師のいかれ役と少し近い自分の信念＝使命を果たすことに徹底する好青年。かっこいいね彼は。
竹中さんは毎回どの映画でも思うけどやりすぎっていうか演技しすぎっていう感があってあまり好きではない。今回もやっぱり的なとこがあった。

飛猿さん変な頭。
今思うとこの映画相当面白かったように思う。

少し突っ込むなら上戸彩が斬るシーンが弱々しく見えた。
もっと鋭くスピーディに撮って欲しかったかな。
それと手とか頭とかちょん切れるシーンがコミックより遥かに少ないようで年齢制限に引っかからない為の処置だったのかもしれない。

もっとコミックに忠実にバラバラ事件になって欲しかった。
それだけにナビオTOHOプレックスでの舞台挨拶を見逃したのは後悔しまくり。
これは是非とも『あずみ２』を製作して欲しいもんだ。
チラシの「日本のチャンバラで世界に挑む！」は伊達ではないようだ。
やるね日本映画も。
会場は素人ばっかりで途中トイレに立つ人が多く、始まる前に済ましとけ！と思った。
何人かチラホラ外人さんがいたのが印象的だった。
見た感想はどんなんだったんだろう。