HERO 英雄
'02中
出演・製作他
ジェット・リー トニー・レオン チャン・ツィイー
マギー・チャン ドニー・イェン

【評価】7

チラシ

無名(ジェット・リー)は趙国の三大刺客を討ち取り秦王への謁見を許された。
1人目の刺客・長空を倒した功績により王座まで二十歩の距離へ。
さらに残りふたりの刺客・残剣、飛雪を制して、秦王への距離は今、わずか十歩。
無名が編み出した剣の必殺技は「十歩必殺」。
そのとき秦王は無名の語った物語の矛盾を看破する。
そしてあらためて語り出された驚愕の真実とは…。


感想

一言。とても面白く、何か考えさせられた作品。

かなり壮大なスケールで展開される一人の無名の剣士の話。
実際は長さ的にはベストの長さなのだが、ただなぜか上映時間がとても長く感じられた。
たぶん、展開が無声の部分が多く、時間がとてもゆっくり感じたのだろう。

この映画の見所の一つであるアクションシーンは凄いの一言。
もう凄い。ジェット・リーをはじめとする各俳優の見事な剣さばき。
それだけでよかった。
やのになんかところどころ完全に重力を無視した動きをしてるのが、
かなり笑えて、「何これ?完璧コメディで笑いを誘ってんのか?」
って思うほど不自然な動き。
あの不自然なアクションシーンがなければ評価は更に高いものになった。

見たらわかるけど、かなりやりすぎで、もうそら「えっ!?」って程におかしい。
例えば飛雪と如月が戦って落ち葉が黄色から真っ赤に変わるシーン。
更に飛雪を弔うため残剣と無名が湖の水上をピョンピョン跳ねながら戦うシーン。
ありえん!!そいうムチャクチャじゃなく、剣と剣を交えて戦うシーンはこれはもう納得の素晴らしさ。

何故かマトリックスのCGチームが絡むと自分としてはやりすぎると感じることが多くアクションシーンが台無しになるように思える。
中にはあのやりすぎ感がいいって人もいてるやろうけど自分は好きではない。

それでもこの映画は内容がとても深く、見てる最中「中国っぽいなぁ〜」っと思った。
かなり中国っぽさ溢れる作品。

壮大すぎるスケールの内容、相当数のエキストラを使用して撮ったと思われる戦闘シーンやその他。
唯一の問題点はアホが付くほどやり過ぎの格闘シーン。
何度も言うがもう笑える域に達している。それのせいで内容が薄れたと思う。

感想の「中国っぽい」というのはなんか漢文とかで習ったような奥深さを感じたことからきてる。奥深い作品でした。
本当のHEROは刺客達やったんですね。
中国史とか好きな人とかにはたまらん作品かも。


7/29 厚生年金会館芸術ホール
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