★ キル・ビル '03米 出演・製作他 ユマ・サーマン ルーシー・リュー デヴィッド・キャラダイン ダリル・ハンナ 千葉真一 栗山千明 【評価】8
チラシ 前代未聞! ニューヨークタイムズ紙が緊急速報! 5年間の沈黙を破り、あの、タランティーノが更なる進化を遂げて復活。 撮影日数270日、舞台はLA、沖縄、東京、北京、メキシコ。4年間の昏睡状態から目覚め、主人公ザ・プライドは自分の夫や子どもを殺した一味への復讐を決意、映画史上最も強く、美しく、そして最も憎悪に満ちたクールヒロインの壮絶な復讐の旅が始まる…。すべての常識を日本刀でぶった斬る『キル・ビル』は、これまでのあらゆる映画表現をタランティーノ流にメガミックスし、『キル・ビル』という名の全く新しい《ジャンル》を生み出した。ニューヨーク・タイムズ紙はこの全ての価値観を変える記念碑的映画が『KILL BILL Vol.1』『KILL BILL Vol.2』として2部作で公開されることを緊急報道。まさに革命!『キル・ビル』で映画は新時代へと突入する! 感想 タイトル通り斬りまくってた。これでもかってくらいに斬ってた。 さすが『キル(斬る)ビル』 全体として思っていたより面白かった。 まず、主演のユマ・サーマンにタランティーノが惚れ込んで、出演を熱望しただけあってこの役にピッタリ。 ユマ・サーマン、細いし、足長いし、演技力あるし、この黄色のジャージが似合いすぎ。 さて内容やけど、内容はもう突っ込みどころ満載やけど、この際いいです。 あえていうなら日本を意識しすぎた映画の作りになっているのと、日本が舞台の1部ラストらへんでのアクションシーン。 あれだけ派手に暴れたら速攻で日本の警察に包囲されて捕まります。 映画の流れはタランティーノっぽい感じ。 パルプ・フィクションとかそんな感じ。 付け加えていうなら血の多さでレザボア・ドックスか。 パルプ+レザボア風。 ただルーシー・リューの回顧シーンでようやく最近の日本のイメージはちょんまげの印象でなくなったと思ったら、今度はアニメの印象なのか、全てアニメ。 いったいどこまでアニメでやるんだ?と思っていたらルーシー・リューが演じる東京のヤクザのボスの生い立ち編全部。 かなり笑えるアニメになってる。キモイし。 正直アニメのルーシー・リューの方が可愛いな。 沖縄に着いて謎のすし屋で”オキナワ”って書いてたTシャツをユマ・サーマン着てて似合ってるしキュートやった。よく考えると日本人がよく英語が書かれたTシャツ着てるけど外人から見るとこんな感じなんかな。 でどうやら今回のVol.1はルーシー・リューとの話がメインでほぼそれだけ。 ルーシー・リューの部下の日本人の女の子、栗山千明(ゴーゴー夕張)がかなり可愛かった。役的にも相当おいしいとこもらってるし、他のキャラと比べたら圧倒的に役割的に重要。可愛いし。結構強い設定やったりしたし。 これから世界的に活躍が期待できそう。更に可愛いし←何回も言ってる。 で、チラシ見てて思ったけどこの映画18禁とか年齢指定ないんか。 かなり残虐で暴力的シーンあったと思うねんけど。 最後のアクションシーンは、ほんま血の池と化してたし。 切りまくり、腕とか足が千切れまくり。かなりいい。 もう作り物って割り切って見たら相当おもろい。 外人さんはチャンバラ好きやから結構うけたんとちゃうかな。 ユマ・サーマンもめちゃくちゃ強いし。やはりアクション映画の主演はみんな強いなー。 このタランティーノは日本のチャンバラ、時代劇が相当好きと見た。 かなりラスト、リューシーとの対決のカメラアングルとか流れは日本テイスト漂ったシーン。 最後リューシーも落ち武者風やったし。 日本の時代劇映画をめっちゃ研究した感がある。 この映画はタランティーノの遊び心が盛りだくさんの映画。 内容勝負ではないけど、ハリウッドチャンバラ映画として面白かった。 最後にサントラも欲しくなるほど音楽もよかった。 次回で残りの標的3人を殺せるのか!?上映時間とかも含めて気になる。 管理人Bさんコメント この作品においては細かな内容に突っ込むのはナンセンス。 突っ込みどころ満載だがそんなことを超越した映画全体の雰囲気がたまらなく良かった。 今年のベストムービー候補の筆頭。必見! A 10/18 厚生年金会館大ホール
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