ミシェル・ヴァイヨン

'03仏
出演・製作他
サガモール・ステヴナン『ロマンスX』asミシェル・ヴァイヨン
ディアーヌ・クルージェ『トロイ』asジュリー・ウッド
ピーター・ヤングブラッド・ヒルズ『バンド・オブ・ブラザース』asスティーヴ・ワーソン
フィリップ・バス『素敵な歌と舟はゆく』asジャン=ピエール・ヴァイヨン
ジャン=ピエール・カッセル『クリムゾン・リバー』asアンリ・ヴァイヨン
フランソワ・ルヴァンタルasボブ・クレイマー
リサ・バルブシャasルース・ウォン
ベアトリス・アジェナンasエリザベート・ヴァイヨン
スコット・スランasデヴィッド・ドーアティ
アガト・ドゥ・ラ・ブライユasガブリエル・スパンゲンバーグ
ステファーヌ・メッツガーasダン・ホーキンス
ジャンヌ・モーランasオデッサ

監督:ルイ=パスカル・クヴレア
脚本:リュック・ベッソン
原作:ジャン・グラトン&フィリップ・グラトン


【評価】8

チラシ

誰も見た事がないスペクタクル・レーシング・ロマン。
赤と青のエクスタシー。新たな伝説は目前に!

原作は、ヨーロッパ圏最大のコミック、45年にわたり書き続けられている、その名も「ミシェル・ヴァイヨン」空前のコミック映画化ブームに沸くハリウッドさえも、その実現を断念した作品だ。
ある"悪夢"から目覚める女。物語は不吉なオープニングを飾るが、次の瞬間、一気に加速―――
凍てつく湖のカナダ氷上ラリーから、緑の中を駆け抜けるアイスランド・ラリーへ、青いマシーンの”ヴァイヨン”チームと赤の”リーダー”チームが、熾烈なデッドヒートを繰り広げる。夢、絶望、愛する者の死・・・。
ヒーロー達はあらゆる限界と悲しみを超え、ル・マンへ到達し、運命のクライマックスを迎える。


感想

よかったかな。
数あるレースものの映画で、近い感じのは「ドリブン」やけど、あれはエステラ・ウォーレンが美人でいいけど、今回のもディアーヌ・クルージェとかいう人がかなり美人でよし。
美人が出てるだけでその映画は自分の中でかなりのプラス。

映画の映像というか、雰囲気が自分的にかなり好きな映画だった。
キャストはあえて無名な人を採用しているが、それがかえってリアルさを出していてよかった。豪華キャストの時はなんとなく、リアルさに欠けるというか、キャストを売りにすることが多いし。
その点今回の主演、サガモール・ステヴナンは確実に「ミシェル・ヴァイヨン顔」やった。
この人は本当の名前もミシェル・ヴァイヨンですっていわれたら、「やっぱりな」っていうくらい、ミシェル・ヴァイヨンでした。

無名やけど、かなりレベルの高い俳優を採用していて、内容にも好影響を与えたと思う。
例えば、今回、チーム”リーダー”のボス、ルース・ワンは極悪の限りを尽くしているのに、美人やから許されるみたいな。
これがムッサイ顔したおっさんやったらめちゃめちゃ憎たらしいんやろうけど、美人やし、頭悪そうで、無知なわがまま娘のすることと思ったらなぜか憎らしさも半減。しかし、かんなり陰湿なことをしていた。
話の流れも文句なく、作品自体の完成度はかなり高いと思う。

ただ、あれだけ極悪の限りを尽くされて、最後のオチが、以下ネタバレです

ゴール前、ノロマなカメのレースとは。

スピード感溢れるレース映画とは思えないオチ。

で、ヴァイヨン家の人達もお人良しにも程がある一族。
あれだけ陰険なことされたら普通は黙ってない。

最終的に逮捕とかされるシーンも欲しかったような。

本物のル・マンに参加して撮影してるだけあってかなりいい映画になっていると思う。
リュック・ベッソン系では一番好印象かもしれない。

ジュリー・ウッドも綺麗やし、暇な人は見てもよいのでは?


管理人Bさんコメント

期待がそんなでもなかったせいか楽しめました。
ストーリーも結構うまく出来てますし、いい音出してます。
こういう話であんなに悪が最後までほとんど良心の呵責もなく
悪を貫き通すのは珍し いかも。 B


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