レッド・ドラゴン
'02米
出演・製作他
アンソニー・ホプキンス エドワード・ノートン
レイフ・ファインズ エミリー・ワトソン

【評価】8
感想

「羊たちの沈黙」「ハンニバル」のシリーズのエピソード1的な作品でなぜハンニバル・レクターが捕まったのかがわかり、シリーズの始まりがわかる。
英雄的FBI捜査官役に個人的にもっとも注目している若手実力派俳優のエドワード・ノートンを迎え作品により面白みを与えている。
犯人役に「イングリッシュ・ペイシェント」のレイフ・ファインズを配し、ある意味今回の作品は3大実力派俳優の競演により演技対決みたいな感じになっており、どの俳優もしっかりと自分の持ち味をだしており、存分に楽しめた。
猟奇的殺人の裏には犯人の意図が含まれており、それをノートンがホプキンスの助言により犯人像に迫る。
動機付けの部分でも問題なくしっかり書き込まれており満足。ただ、犯人の犯行が序盤に集中しており気が付けば一気に犯行が終了した感があり、欲を言えばもう一回ぐらい犯行が欲しかった。
最終的な自殺偽装も見事であり、最後の詰めも完璧。そして最後の最後に「羊たちの沈黙」に繋がる終わり方。
まさにどこを取っても完璧といわざるを得ないできであった。
猟奇的サスペンスとしては非常に完成度が高く面白かった。


1/13 厚生年金会館大ホール
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