スパイダー 少年は蜘蛛にキスをする
'02米
出演・製作他
レイフ・ファインズ ガブリエル・バーン
【評価】4
感想

B級映画だろうと覚悟しつつちょっとおもしろければラッキーやな、ってくらいで見に行ったらこれがC級一歩手前の映画だった。
主演のレイフ・ファインズは最近こういう癖のある役を好んで演じているのか少し変わった役が最近続いている。

しかし演技力は一級品でこの作品でも独特の雰囲気を放っており映画に深みを与えている。
少年時代の出来事から精神的に病気になり、大人になっても出口のない記憶の迷路をたどる内容。
この監督の作品としてはまだ内容が理解できるほうでましな出来となっている。

自分的解釈でこの作品の結末は二通りある。
一つは本当の母親は父親と売春婦に殺されてのではなくだた家を出て行って別れていて本当は少年が殺してしまった、という解釈とそうではなく少年が売春婦を殺したが、それが実の母親に見えただけという解釈。

たぶんどちらの解釈が間違っているというのはなくそいう二通りを見ている人に感じて欲しいのが狙いだと思う。
鬼才と呼ばれる人の作品は一般の人が誰でも楽しめる作品は少ない。


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