天使の牙
'03日
出演・製作他
大沢たかお 佐田真由美 萩原健一
佐野史郎 黒谷友香 豊原功捕
永井大 要潤 小木茂光 嶋田久作
西村雅彦 監督:西村了

【評価】4

チラシ

ある日、世界的な麻薬組織を追っていた警察に、
一本の電話が入る「私を助けて!」
その電話は、麻薬王の愛人・はつみからのものだった。彼女の護衛に選ばれたのが、優秀な女刑事・明日香。パーティー会場を舞台にしたはつみの救出劇は、万全の警備のもと、速やかに終わるはずだった。しかし、二人は何者かの糾弾に倒れた。ひとりは体だけを残し、もう一人は脳だけを残して。そして二人は一人の女になった!

世界的な麻薬組織への潜入捜査のために、脳移植によって、敵陣にたった一人乗り込んでゆく女刑事アスカ。別人の肉体をまとい、正体を明かせないまま彼女は戦う。愛する男の敵として。
『天使の牙』は、切なすぎる愛を胸に、男達の壮絶な戦いの渦中に飛び込んでいく一人の女のを主人公にした、上質で斬新なサスペンス・ラブストーリー。
原作は、『新宿鮫』シリーズで知られる、作家・大沢在昌。
単行本、新書、文庫あわせて90万部を売ったベストセラーだ。


感想

まず、ありえません。
それにここはどこ?
え〜と日本ですよね?この映画の舞台は日本ですよね?
しかし、なんだこの銃撃戦の多さ、拳銃の使い方。ありえん。

これ日本映画よりアメリカとかが得意とする分野に挑戦した感じでやはり、拳銃社会ではない日本ではおかしさが漂う。
こんなにバンバン殺すっていうのは日本社会のスタイルに全く合っていない。

そして、脳移植というテーマ。120%無理やな。
まず、移植できたとしても後遺症、リハビリに相当時間がかかり、それでも元通りの動きをするのは困難を極めるやろう。
100歩譲って出来たとしても人権、道徳問題があるし。本人もしくは家族の同意のもとに手術されるはずで、
一方的に病院側が「実験さしてください」みたいなことはいわんやろう。
「奇跡的に体質が合いました」ってどんな奇跡やねん。
脳ミソぶっ飛ばされた跡すら消えてるし。

もう突っ込み入れたらキリがないほどに奇妙奇天烈なことだらけ。

更に最後のオチにも問題あり。
犯人を整形で入れ替えたっていうのがくどい。やりすぎ感がある。
で、入れ替わった時点が第一の側近が殺された時らへんてことは、本拠地にいた君国はすでに偽者ってことで、偽者がはつみを抱いてたってことになるんですね。
意味わからん。
まるで脳を移植されて別人になったのを知っていたかの振る舞い。

そして最後まで犯人の行方知れずな点が気に入らない。
その行方知れずのままのとこにかぶせて「t.A.T.u」の「Not gonna get us」はもう笑えます。「あんた達には捕まらないよ」みたいな字幕が流れる。アホらしい。

極論はこの世界的麻薬組織のボスはただのロリコンオヤジではないのか?
「12歳のころからずっと育てた」とか、「お前だけしか俺を受け入れてくれなかった」とか危ないですね〜。

ラストシーンのセリフ「ココからはじめよう」
ハイ、勝手にはじめてください。
そんな感じでした。

最後に舞台挨拶はよかったです。
主演の佐田真由美さんは頭がめっちゃちっこく、花束贈呈に来た女の子達と見比べてもほんまにちっこかったです。
名付けて「握りこぶし顔」それくらいちっこいです。
どことなく有坂来瞳とハセキョーは足して3で割ったような感じがする。
魔女チックな衣装でピンクのハイヒールが一人歩きしてました。
黒谷さんも大阪出身やねんから来て欲しかった。
舞台挨拶見れたから、まぁ、それは満足でした。


8/22 メルパルクホール
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