CASSHERN
【監督・企画・脚本・撮影監督・編集】
紀里谷和明
【アクション監督】 諸鍛冶裕太
【主題歌】
宇多田ヒカル
『誰かの願いが叶うころ』
【出演】
伊勢谷友介/東鉄也・キャシャーン
麻生久美子/上月ツナ
寺尾聰/東博士
樋口可南子/東ミドリ
小日向文世/上月博士
唐沢寿明/ブライ
佐田真由美/サグレー
要潤/バラシン
及川光博/内藤薫
宮迫博之/アクボーン
西島秀俊/上条中佐
大滝秀治/上条将軍

【上映時間等】
2時間47分
2004日本

公式サイト
http://www.casshern.com/

【評価】2

ストーリー

この地に生まれた、 愛する人々に捧ぐ。

 未知の映像の世界へ エンターテインメントでありながらも、 人間の根元のテーマ、 生と死、 愛と憎しみに挑む作品が誕生した。 豊潤なビジュアルで未知の世界を描きつつ既視感を呼び起こし、 ドラマは人間の業に迫る! 本作の舞台は架空の未来ではない。 我々とは異なる時間軸を歩んできた現在(いま)なのだ! 世界は大亜細亜連邦共和国とヨーロッパ連合という二つの陣営に分かれていた。 50年に渡る戦争、 そして長引く戦争がもたらす環境破壊、 人類はまさに種の存亡の危機に追い込まれていた。 その解決策として遺伝子学者・東博士が研究する「新造細胞」 しかし、 人類を救済するはずだった「新造細胞」は、 皮肉にも滅びの道への扉を開いてしまった…。

感想

キャシャーン、華奢〜ンではなかったです。強かったです。
後半はボロボロでしたが。
しかもなんか、ダサっ!!このコスチュームどうよ。全身タイツか。
キャシャーンってヘルメットかぶらなあかんらしいのにかぶってないし。

噂通り内容は0でした。
この映画で感動した、泣いたって人ちょっとどうなんやろ。
よっぽど感性豊か人ですね。自分みたいな感性とかにおいていわば凡人以下の人には全く訴えかけてくるものはなかったです。こんな哲学っちくなもんはいつもながら何も思わない。むしろ「わかりきったことするな!だから?」とも思う。
なんか最近アニメを題材とした映画小難しい哲学クサいの多くない?
アニメやねんからもっと軽い感じにせいよ。例え重い内容でもよ。
もっとバンバンアクション、格闘シーンに力入れてスカッとしたん撮れ。 キャシャーンって何したんだ?こいつほんまにヒーローか?よく考えると何一つしてないな。なんか勝手に悩んだり、苦しんだりしてるだけか。CMの「キャシャーンがやらねばだかがやる」っていってるけど、キャシャーンもなんもしてへんくせして何いっとんねん。

正直にいうとこんな自己満足な映画初めて観ました。
もう始まりから終わりまで前編に渡りプロモ。
撮影スタイルというか、表現が全てプロモ一辺倒。
プロモみるのは2〜5分が限界。こんな150分も観れるわけがない。
紀里谷さんさすがプロモ監督って感じでした。
素人が観ても合成、CG、無意味な照明に照らされたテカテカの俳優の顔。
何が撮りたかったのか。
「人間の憎しみ、その結果のリベンジ、それを許すとかその後の希望とか」このアニメそんなテーマなん?

もう、ぶっちゃけ書くぞ。最近読み手を意識しすぎた感想ばっかりで窮屈というか、自分の本当の感想を書いてない気がしてるし。
ぶっちゃけあれだ。おもんない。これで泣く奴ちょっとどうかしてる。っていうか感受性高いにも程がある。こんな人間の本質を題材にした映画いくらでもあるし、いつも自分の感想は「はぁ、だからどうしてん?そんなに人間嫌いやったら犬にでもなれよ」って思う。こんな人間の存在自体をネチネチ描いてる映画は無意味。人間の存在異議をテーマにしても不毛な議論だ。気分悪いし。しかも「生きてることで誰かを傷つける」みたいなこといってるけど、ほんなら死ねってことか?これ宇多田の旦那やなかったらこんなに宣伝されてへんやろうし、収益も高くない。この人はおとなしく宇多田のプロモでも撮っとけって感じ。この先なんか映画撮るとしてもどうせ全部自己満足的なプロモになるんやろうし。俳優の演技を活かそうとかそいうのは全くみられなかった。唐沢さんとか頑張ってるのによ。伊勢谷は棒読みやけど。兎に角自分の満足がいくような映像を撮ってそれを皆にみせてるだけ。みせるというより、押し付けてる。VFX、CG、合成に頼りすぎ。もっと俳優の演技とか活かしてやれよ。そのくせ人気の俳優使ってるし。

もう「長い長い長い」しか思わなかった。
これ5分くらいに縮めてくれたらかなりの好印象。色彩とかはかなりキレイやし。
ワンシーンワンシーンがプロモみたいにインパクトありすぎるシーンで、その連続やからもう観てるほうとしては相当な疲労感。

思うに紀里谷さんのワンマン過ぎて周りが顰蹙してたってのも納得。
エンターテインメント性、内容、全て捨て去り自分の満足する映像だけを撮りましたって映画でした。前半戦はいいとして、これだけの映像を撮れるっていうあんたの力量はわかったから後半戦は”観る側”になって撮影して内容重視にしてほしかったかな。
キャシャーン世代の人たちはがっくりしたらしいです。
あまりにも映像美にこだわり過ぎていた印象が強いです。
自分も世代は違えど、がっくりです。



管理人Bさんコメント

中盤までかなりおもしろかったです。
キレイなフィニッシュを意識したせいか終いは尻窄みの印象。
映像はとてもきれいで好きなシーンも結構ありました。
ストーリーも細部までしっかり出来ていて良かったです。
キャストもかなり豪華で良し。特に唐沢率いる新造人間4人はヒット。
チョイ役で出てるキャストを見逃さずに見るのも楽しい。
ラストはメッセージ性を強くしすぎた感はありますが、総合的には○ [A]

5/17 梅田ピカデリー1
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