世界の中心で、愛をさけぶ
【監督】
行定 勲
【原作】
片山恭一(小学館刊)
【脚本】
坂本裕二・伊藤ちひろ・行定 勲
【製作】
本間英行
【撮影】
篠田 昇
【美術】
山口 修
【録音】
伊藤裕規
【編集】
今井 剛
【キャスティング】
田中忠雄

【出演】
大沢たかお(松本朔太郎)
柴咲コウ(藤村律子)
長澤まさみ(広瀬亜紀)
森山未來(サク:高校時代の朔太郎)
山崎 努(重蔵)

宮藤官九朗(大木龍之介)
津田寛治(ジョニー)


【上映時間】
2時間17分
2004日本


公式サイト
http://aiosakebu.yahoo.co.jp/
2004年5月8日(土)ロードショー

【評価】不動の10点

チラシ

あの頃、

僕は世界が溢れるくらい

恋をした。

あの時の君の声

今でも僕は

聞くことができる。

僕は生き残ってしまった

ロミオなんだ。

でも、たとえ今

この腕に君を感じなくても

僕は君を生きていく。
 朔太郎(大沢たかお)はまだ自分の結婚に現実を感じていない。そんな時に婚約者の律子(柴咲コウ)が二人の新居に書き置きを残して突如失踪する。律子の行き先が四国であることを知った朔太郎は律子を追いかけるために四国へ向かう。四国は自分の故郷であり、そこには朔太郎の初恋の相手・アキとの思い出が眠っていた…。

朔太郎(サク:森山未來)とアキ(長澤まさみ)は高校2年生の夏、もどかしくも淡い恋を育んでいた。下校時にスクーターに二人乗りをしたり、ウォークマンでお互いのことを交換日記のようにやりとりしたり、二人の初恋は純粋な瞬間の連続だった。ところが無人島へ二人で初の1泊旅行をした帰り、運命が急変した。アキが不治の白血病だということが判ったのだ。懸命に生きようとするアキ。アキが直面する現実を信じたくないサクは、自らの無力を嘆くしかなかった。サクはアキの憧れの地だったオーストラリア・ケアンズへの旅を計画、病院を抜け出した。しかし、台風に足止めをくらい、飛行機に乗ることなく、アキは空港ロビーで倒れてしまう。

律子が四国に向かったのは、ある衝動に駆られてのことだった。一方、律子の痕跡をたどる朔太郎は、いつのまにかアキとの思い出の迷宮に入り込んでいってしまう。

そして、ふたりは思い出の旅路の中で、ある隠れていた「真実」を手繰り寄せる。

感想

満点だ。
いうことない。

観ていて息が詰まる事数十回、あかんあかんと思って、映画に関係のない腹ただしいイラク問題とか思い浮かべても泣いた。コレ家で観てたら4回くらい泣いてるかも。完全に弁慶の泣き所に激突してきました、この作品。
マイ心に染みる涙の一本として殿堂入りさせます。
終了時、会場は泣きパンダだらけでした。マスカラとファンデーション直すの大変でした、って化粧してないから関係ないけど。

初めて映画館で泣いたし、もう一回観たいと思った。普段映画は一回観たらもう別に何回も観たくない派なんですけど、これはもっかい観たいかも。
DVDでたら買う。プレイヤー持ってないから観れへんけど。

内容にも触れときますと、原作を読んだ人でも楽しめるようになっているとプレゼンテイターの人がいってました。原作は相変わらず知らないのでなともいえないですけど、続きみたいな感じらしいです。
俳優陣はこれまた完璧。大沢たかおも男前でいいのですか、彼の若かりし頃を演じる森山未來は結構大沢たかおに似ていて違和感というのがほとんどなかったです。山崎努もさすがの実力派やったし、柴咲コウもよいし、長澤まさみは四肢がスラっと長くて美少女って感じでよかったです。
話の流れも過去を回想するスタイルでこれがまた作風的にもよかった。
なぜこのタイトルになったかも内容に関係してるとわかったし、このお話は今思い出しただけでもウルっときそうです。

舞台挨拶で主演の長澤まさみさんが来てくれましたが、しゃべり方が緊張してるのか何か読んでるみたいで言葉の途切れ方がおかしかったです。前から髪の毛綺麗やから注目してたけど、なんか映画の中では広末みたいやなーと思った。で、その美髪が「えらいショートカットになってるやん」って思ってたらプロ根の名残でした。健康美溢れる、清純派やな。男性諸君はイチコロ的なシーンが多々ありました。これから人気出て(すでにあるけど)、もっと多くの作品、CM等に起用されるでしょう。

上映終了後会場でたところでマスコミにインタビュー求められてる人たちがいました。

なんか平井堅の主題歌もよかったなぁ〜。

んなうまい話あるかいって思う人もいるかも知れませんが、自分的には全てに置いてよい映画でした。

この作品は出来る事なら映画館で観て欲しいような。


管理人Bさんコメント

すばらしい作品だったと思います。
現在と回想の時間軸をうまく動かした仕上がりでキャスト陣もよかったです。 ネームバリューで大沢たかお、柴咲コウが押し出された格好になってますが、 実際は長澤まさみ、森山未來の演技に尽きます。 どこにでもいそうなかわいい娘とクラスでもたいして目立たない青年って感じの2人 ですが、輝いてました。
森山未來に関しては、今まで見た作品の中で1番良かったですし見方が変わりまし た。

この頃、坂元裕ニ脚本ってのが復活してきてよく眼にします。 「あなたの隣に誰かいる」「愛し君へ」に続いて今作。 昔は「東京ラブストーリー」とか「二十歳の約束」で見たけど。

それと主題歌がいいです。 平井堅の歌声がこの作品にピッタリで何回も聞いてるうちに気に入りました。 原作も読んでみたいかな。 [A]


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