マスター・アンド・コマンダー

【監督】
ピーター・ウィアー・・・「いまを生きる」「トゥルーマン・ショー」
【原作】
パトリック・オブライアン
【脚本】
ピーター・ウィアー&ジョン・コーリー
【出演】
ラッセル・クロウ・・・「グラディエーター」「ビューティフル・マインド」
ポール・ベタニー
マックス・パーキンス

【上映時間】
2時間分19
2003米

公式サイト http://www.movies.co.jp/masterandcommander/

【評価】5

Story

あなたは教えてくれた―
愛する者のために、
ひとりの戦士になることを・・・

 1805年―――ヨーロッパ征服を狙うナポレオンの前に、多くの兵士の尊い命が犠牲となり、イギリス軍はその兵力を補うために、幼い少年達までも戦場に送らざるをえなかった。弱冠12歳の士官候補生ブレイクニー(マックス・パーキス)ら少年たちは、伝説的な名艦長として名を馳せるジャック・オーブリー(ラッセル・クロウ)率いるサプライズ号に乗り込む。この艦の使命は、ナポレオン率いるフランス軍の武装船アケロン号を拿捕するという、危険極まりない大追跡だった。攻撃力で圧倒的な優位に立つアケロン号を、荒れ狂う大海原を相手に、戦う術も知らない幼い少年達はひたすらにジャック・オーブリー艦長を信じ、愛する家族に再び会える日を夢見て戦うが・・・


感想

「おもしろい」と、一瞬でも思うことはなかった。
なんかこの雰囲気が好くなかった。
とりあえず、「幼い少年たちは・・・」ってなってるけど、明らかに汗臭そうな野郎達の方が多かったし、そんな艦長と少年達の信頼関係とかは見えてこなかった。
それになんかこの船上でのやり取りのシーンなーんか見たことあるような。
なんやったかなぁ。とりあえず、見たことあるようなシーン。
あっ、思い出した。
「白い嵐」や。これと結構被ってる。あれはライアン・フィリップが若手注目株やった時代のやつ。
嵐のシーンとか「パーフェクト・ストーム」と似てたし。
若手と呼べるのか、キッズ俳優2人はこれから先が楽しみやけど、
イマイチなんやろうなぁー。
若者達がアクシデントとかで犠牲になるのは戦いに置いてある程度当たり前やし、感動的ではなかった。
パンチが足りない。
カラミー役の子はほんのりジョシュ・ハートネット似でブレイクニー役のマックス・パーキス君は、結構勇敢な感じが出てて自分の中で一番頑張っていたし、助演男優としてはかなりよかったと思います。更にショー・コスギ曰く、アメリカではすでにブレイクしてるらしいです。
ラッセル・クロウは前から思ってたけど、オーストラリア訛りが激しいらしく、口の中でモニョモニョ言ってて語尾が特に聞き取りにくく何言ってるかわかり辛いです。アメリカ人とか、イギリス人の英語がわかる人にとってはかなりひどいらしく、今回イギリス人の設定やけどどうやったのやろう。
ま、英語なんで最初っから何言ってるかはさっぱりなんですけど。
艦長と親友の船医の人はなかなかよかったです。チビッコに慰められるシーンや迫真の手術のシーンがありました。

なーんか途中で「コイツらアホや!」と思うシーンが多々ありイライラしました。
まず、戦時中という緊張の中でドンチャン騒ぎ出来る心理がわかりません。
調子こいてはしゃいでるから思わぬアクシデントとかに見舞われるねん。
始まって速攻でボコボコにされて、嵐が来ただけで「勝手に沈むんちゃうか?」って程にボコられてました。
で、戦術についてですが、セコいしコスい。男なら当たって砕けて来い。
姑息な手段使いすぎ。

更に最後ドンデン返しみたいなビックリを用意しときながらそのまま何も無く終わるのはどうやろ。
時間的に無理でもせめてその後解説みたいなんが欲しかったです。

極めてCに近いDでした。
アカデミー賞はどうなるんでしょうか・・・。
ローリン独占だけは勘弁して欲しい。


管理人Bさんコメント

期待はずれ。
賞は掴めても、人の心は掴めないんじゃないですか
映像良くても内容はペラペラ。
2時間20分近くあるけどほとんど退屈でした。[D]

2/13 厚生年金会館大ホール
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