ヴィレッジ

原題 THE VILLAGE

【監督・製作・脚本・出演】
M・ナイト・シャマラン…
『シックス・センス』『サイン』『アンブレイカブル』
【製作】 サム・マーサー スコット・ルーディン
【撮影】 ロジャー・ディーキンス
【音楽】 ジェームズ・ニュートン・ハワード



【出演】
ブライス・ダラス・ハワードasアイヴィー・ウォーカー
ホアキン・フェニックスasルシアス・ハント
エイドリアン・ブロディasノア・パーシー
ウィリアム・ハートasエドワード・ウォーカー
シガーニー・ウィーヴァーasアリス・ハント
ブレンダン・グリーソンasオーガスト・ニコルソン
チェリー・ジョーンズasクラック夫人
セリア・ウェストンasヴィヴィアン・パーシー
ジョン・クリストファー・ジョーンズasロバート・パーシー
フランク・コリソンasヴィクター
ジェイン・アトキンソンasタビサ・ウォーカー
ジュディ・グリアasキティ・ウォーカー
マイケル・ピットasフィントン・コイン
フラン・クランツasクリストフ・クレイン
ジェシー・アイゼンバーグasジェイミソン


【上映時間】
1時間48分 2004米 9/11(土)〜
公式サイト http://www.movies.co.jp/village/

【評価】8

チラシ

その≪地上の楽園≫は、奇妙な≪掟≫に縛られていた…。何故?


| STORY |

第一の掟
その森に入ってはならない。<彼ら>が待っている。

1897年・ペンシルヴァニア州―
その小さな≪村≫は深い森に囲まれ、
外の世界から完全に孤立していた。
村人たちは巨大な家族のように強い絆で結ばれ、
地上の楽園のような理想の共同体を築いていたが、
その反面、この村にはあまりにも不可解な≪三つの掟≫が存在した。

第二の掟
不吉な赤い色を、封印せよ。<彼ら>を呼び寄せる。

村人たちは災いがふりかかるのを怖れ、≪掟≫を破ろうとはしなかった。
盲目の少女アイヴィーが、最愛の恋人の生命を救うために
村を脱出する決意をするまでは…。

第三の掟
警告の鐘に、注意せよ。<彼ら>がやってくる。

アイヴィーはついに禁断の森に足を踏み入れる。
その時、≪掟≫が封印したはずの忌まわしき扉が開かれ、
この村に秘められた驚愕の≪真実≫が姿を現す…。


≪感想≫

すごく面白かった。
久しぶりによしよしって感じ。
タネ明かしもちゃんとしてあり、それなのにしっかりした内容。
「この森よっぽどデカイねんなぁ。森が無いとこまで回り込めよ」
「アイヴィー盲目の割りにやたらテキパキ動くな」とかちょっとした突っ込みは入れましたが。
納得がいくねんな、こいう話。
人間心理に基くいてるというかそんな心理的背景が納得させる。
前知識を一切なしで観てるんで「時代背景はいつごろやろなぁ、1900年くらいか?」とか服装とかから予想しつつ観たりとか。

で、重要人物ノアがエイドリアン・ブロディとは気付かんかったけど、さすがにいい味だしてた。
この主演の娘も丁度ナイスルックスを起用してるのが憎いね。
つーかよく見ると出演者かなり豪華やないですか。
シャマラン得意の色彩感覚も今回は黄色と赤で効果的に使われて映像面でも綺麗でした。
にしてもシャマランすげ。すげーよシャマラン。
あんたぁすごい脚本書くね。
今作はかなり控えめにすんげー微妙な出演。下手したら気付かん人もおるかも!?
「サイン」と「アンブレイカブル」が自分的にはイマイチやったような気がするけど今作は当たり。

終盤に来て全ての謎が解かれるけど、そうするとあの村は出来てからまだ20数年かそこらという計算になるな。
住民から考えてもその辺が妥当かな。
ってかいっちゃん最初に村作るときが大変やったやろうに。

※以下白消し部分ネタバレで未見の人は絶対観ないほうがよいです。

心に傷を負った人たちがカウンセリング関係で出会い、その内の一人である大学教授の提案で実験的に隔離された悲しみの無い正しい心の持ち主が集まる理想郷を作り上げることに成功したのがこの≪村≫なんですね。
一部の人たちは彼らを負け犬とか引きこもりとかそいう意見もあります。
どうもあの森というか保護地域はその教授の持ち土地らしい。お爺さんが金儲けの達人でかなり成功したって言ってたし。更に監視員の乗ってた車が〜walkerやったし。


あの村のその後を考えると繁栄したとしても血が濃くなってゆくだけやから奇形が増えてそのウチ滅亡か真実を知るか。
どっちみちそう長くは続かんな。

いや〜、よく出来てた。満足。


管理人Bさんコメント

シャマラン作品は、見る前のワクワク感が他とは違います。
シャマラン作品好きな自分には、当然おもしろかったです。
衝撃という意味でのパンチには欠けるけど、作品としては素晴らしい。完成度が高い。
役者陣でいうと、ホワキンは基本的に好きやけど、まあ今回は普通です。
ホアキンである必要は別に感じなかった。
新人のブライス・ダラス・ハワードは、良かったです。
ちょっとキャメロンもどきみたいな感じやけど、かなりがんばってて、不思議な魅力を感じました。
嫌いなエイドリアン・ブロディは、今回みたいな役はいいみたい。
恒例のシャマランの出演シーンについては、今回が1番よかった。
うまいこと出てました。次回作も楽しみ。 [A]


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