シンデレラマン

シンデレラマン 原題 CINDERELLA MAN
【監督・製作】 ロン・ハワード
【製作】
 ブライアン・グレイザー ペニー・マーシャル
【製作総指揮】 トッド・ハロウェル
【原案】 クリフ・ホリングワース
【脚本】
 アキヴァ・ゴールズマン クリフ・ホリングワース
【撮影】 サルヴァトーレ・トチノ
【衣装デザイン】 ダニエル・オーランディ
【音楽】 トーマス・ニューマン

【出演】
ラッセル・クロウasジム・ブラドック
レニー・ゼルウィガーasメイ・ブラドック
ポール・ジアマッティasジョー・グールド
クレイグ・ビアーコasマックス・ビア
ブルース・マッギルasジミー・ジョンストン
パディ・コンシダインasマイク・ウィルソン
コナー・プライスasジェイ・ブラドック
アリエル・ウォーラーasローズマリー・ブラドック
パトリック・ルイスasハワード・ブラドック
ロン・カナダasジョー・ジャネット
デヴィッド・ヒューバンドasフォード・ボンド
ローズマリー・デウィットasサラ・ウィルソン
リンダ・カッシュasルシール・グールド
ニコラス・キャンベルasスポーティ・ルイス


【上映時間】
2時間24分 2005米 2005年9月17日よりロードショー
公式サイト

【評価】5

チラシ

家族の幸せだけを願っていたら、
いつのまにか“アメリカの希望”になっていた…
――これは、そんな父親の物語です。


| STORY |

 アメリカ中が希望を失っていた大恐慌時代――元ボクサーのジム・ブラドックもまた、かけがえのない家族を守るために日々の生活と戦っていた。そんな彼の運命を変えたのは、かつてのマネージャーから持ち込まれた“一晩だけの試合”。生活のために、誰もが彼の負けを疑わないその試合に挑んだジムは、予想に反して若い対戦相手をノックアウトしてしまう。それは、やがて全米を熱狂させることになる《伝説》の幕開けだった…。


≪感想≫

ふぅ〜、失敗。
まず、キャストがボツ。このロン・ハワードとラッセル・クロウコンビは『ビューティフル・マインド』の印象が強くてあかんなぁー。
同じコンビであの作品を超えれる訳が無い。
んで、嫁役のレニー・ゼウィルガーもどうも自分の中でのウケが悪い。
このコンビが目玉なんかもしれへんけど、話の内容考えるとラッセル・クロウくらいは別の人にした方が話の良さにのみ注目されそうやったのに。
確かにええ話っぽかったけど、どうも恐慌絡みで人々に希望を与えるって点で『シービスケット』と被るよな。
あの当時アメリカは悲惨やったんやと思った。今現在日本が悲惨やけど。
で、希望を与えるテーマがボクシングってのもびみょー。どうもロッキーちっく。
にしてもこの父親はどうなんやろと思った。子供が風邪で熱を出してどうしょうもないから親戚に預けたら「約束したんだ」って怒って出てちゃうシーンにはおまえの甲斐性の無さが招いた結果やろうが、と思った。「約束のために命に関わる事になったらどうする気やねん」と突っ込んだ。
けど、ええこともいうてました。「リングの外でのことよりリングの上での苦痛なら耐えれる」みたいなこと。
しかし、ラストはただの殴り合いを見せられるだけで感動とかはないっす。
もうクレイグ・ビアーコがわるーてしゃーない。
なんせ二人も殴り殺しちまってますから。
そんな怪物に一度は引退したおっさんが再度挑戦するってことにどう希望を託すのか、当時がよっぽど希望がなかったんだと想った。

そしてシンデレラマンぽくないし。シンデレラの話とはちょいと離れすぎではない?あっ、ストーリー打ってて気付いたけど一晩の試合ってことでシンデレラやったんか。
けど、ロン・ハワード監督って登場人物の心理状態を表現するのがうまいなと思った。
それぞれの登場人物の内面や想いをうまいこと観ている観客に伝えてるという風に思いました。
そうですね、やっぱり実在の人間をテーマにしてるし、どうも『ビューティフル・マインド』が当たったからそれが忘れられず、もう一回同じようなんでもう一花咲かせよう感があって、二番煎じ臭さが強かったです。良い話やねんけど、感動を狙いすぎてる感がどうも受け付けなかった。
自分の主観だけかもしれませんが。


管理人Bさんコメント



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