★ 私の頭の中の消しゴム 原題 A MOMENT TO REMEMBER 【監督・脚本】 イ・ジェハン 【製作】 チャ・スンジェ 【撮影】 イ・ジュンギュ 【音楽】 キム・テウォン 【編集】 ハム・ソンウォン 【原作】 Pure Soul〜君が僕を忘れても〜(2003日本) 【出演】
チョン・ウソンasチェ・チョルス
ソン・イェジンasキム・スジン ペク・チョンハクasヨンミン イ・ソンジンasアンナ・チョン パク・サンギュasクム氏 キム・ヒリョンas母 【上映時間】 1時間57分 2004韓 2005年10月下旬よりロードショー 公式サイト 【評価】5
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チラシ 死より切ない別れがある。 | STORY | 不倫の恋に破れたスジン(ソン・イェジン)は、ある日、買い物をした後に忘れ物を取りに戻ったコンビニでチョルス(チョン・ウソン)という青年に出会う。彼は偶然にも父親の会社で働く大工だっったが、やがて二人は愛し合うようになり周囲の反対を押し切りながらも結婚。建築家となったチョルスと幸せな日々を送っていたスジンだったが、幸せな生活はそんなに長くは続かなかった・・・
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≪感想≫ あ〜、トヨエツ。
なんか主演のチョン・ウソンが豊川悦司の若かりし頃に見えてしゃーなかった。ってあんまり若い頃知らないんですが。「え〜、全然ちゃうし!」って人もいるでしょうが、この人のほうが目がパッチリしてるけど、自分の中では完全にトヨエツになってしまいました。 「おっ!トヨエツ、またトヨエツ」という風に思ってました。 今回はトヨエツ意識しすぎちゃうのって思う程に。ちなみにこの人の映画初めて見たんですけどね。演技的にも難しい役だったと思いますが、よかったと思います。『MUSA』を見なければ。ワイルド、男前。 そして主演のソン・イェジンさんはどうもイ・ヨンエとかチョン・ジヒョンに似てる気がした。どうやら韓国の女優さんは清楚さをウリにしてる人が多いのか、はたまた清楚な女優さんがブレイクしやすい関係からか、清楚なイメージに整形でもしてるのか。あの二重は整形臭さがありますね。韓国では整形は当たり前感あるらしいですし。違ったらごめんなさい。 このソン・イェジンさんは『四月の〜』で大胆ヌードかなんか演じて清楚なイメージを変えようとしてるみたいですが、全体的にみるとやはり韓国の女優=黒髪がキレイで清楚かつスレンダーなおねーさんってイメージですね。 さて、内容は、前半の絶好調ぶりから後半の悲劇の物語へのギャップがあって余計グッとこさせる作戦かと。 前半なんか美男美女すぎて羨ましいという感情を通り越して、正直なところ、腹立ってました。「なんでこんな美男美女が幸せになってるねん!はよ不幸になれ!」って。 それくらい幸せ感、上手くいってる感がありました。 ところが、最初っから健忘症、健忘症ってばんばん伏線張ってたように、頭の中に消しゴムがあるってわかってからの、特にチョルスが事実を知ってのバッティングセンターのシーンが一番の山場だったと思います。あのシーンが泣かせ場。他にも色々ありましたが、特に印象的。今回はウルっとも来ませんでしたが、すすってる人も多かったです。なんか二人の世界感が出すぎでした。周りの家族とか無視。 自分としては、最後のまとめがあかんかったです。 その辺が、日本人と韓国人との文化観・価値観といいますか、美学観の違いですかね。 自分の意見としては、最後は当然自殺に持っていくべきだと思いました。 全てを忘れ去る前に、相手のためを思うなら自殺。これ日本的美学か!? だって自分自身もわからんほどにアルツハイマーで生き長らえる理由がない。 若いだけに、家族とか周りの人に迷惑。 実際問題は難しいけど、これは映画ですし。 そして妻の自殺を知ったチョルスも妻の泣ける遺書を読んだ後、自殺。 もしくは一人絶望の淵に立って終了。そいう感じ。 ところがこれ韓国映画ですから、もっとキレイに終わろうとするんですねー。 最後まで希望を見せようとするんですねー。 あれでは個人的には納得いきませんでした。 映画見てて思ったんですが、どうも今の韓国は古きよき日本って感じがしてならないです。明治あたり? その礼儀とか、妙に古風な伝統とかを大事にするところとか。 色んな意味で明治っぽい。 映画に関係ないですが、自分には韓国の方が今の日本より合っていたような気がします。 えー、総評としましては『きみに読む物語』を若いまま韓国版にしたみたい。小難しく考えず、韓流ブームに乗って主演の二人を目当てに見るもよしですね。 管理人Bさんコメント 9/21 中央公会堂
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