プライドと偏見

プライドと偏見 原題 PRIDE & PREJUDICE
【監督】 ジョー・ライト
【製作】 ティム・ビーヴァン エリック・フェルナー ポール・ウェブスター
【製作総指揮】
 ライザ・チェイシン デブラ・ヘイワード
【原作】 ジェーン・オースティン 『高慢と偏見』
【脚本】 デボラ・モガー
【撮影】 ロマン・オーシン
【プロダクションデザイン】 サラ・グリーンウッド
【衣装デザイン】 ジャクリーヌ・デュラン
【編集】 ポール・トシル
【音楽】 スティーヴン・ウォーベック

【出演】
キーラ・ナイトレイasエリザベス・ベネット
マシュー・マクファディンasMr.ダーシー
ドナルド・サザーランドasMr.ベネット
ブレンダ・ブレンシンasベネット夫人
ロザムンド・パイクasジェーン・ベネット
ジュディ・デンチasキャサリン夫人
サイモン・ウッズasMr.ビングリー
ルパート・フレンドasMr.ウィッカム
トム・ホランダーasコリンズ将校
クローディー・ブレイクリーasシャーロット・ルーカス
ジェナ・マローンasリディア・ベネット
キャリー・マリガンasキティ・ベネット
タルラ・ライリーasメアリー・ベネット


【上映時間】
2時間4分 2005米 2006年1月14日よりロードショー

公式サイト

【評価】7

チラシ

出逢いは心ときめくダンス。
触れた指先に感じる ほのかな愛。
でも―
 男はプライドを捨てられない。
 女は真実が目に入らない。
 すれ違う恋が、こんなにも切ないなんて・・・


| STORY |

 ジェーン・オースティンの小説「自負と偏見」を美しい田園風景を背景に映画化したラブストーリー。
18世紀末、女には相続権がなくイギリスの田舎町に住むベネット家の母親は、5人の娘たちの行く末を心配していた。ある日、近所の豪邸に大金持ちで独身男性のビングリーが引っ越してきた。


≪感想≫

ダーシー、かっこええ〜!
凄まじく男前。ルックスという意味ではなくて生き方?やり方。
あのラストらへんの二人のシーンは思わず、「かっこええ〜〜」っていいそうなりました。卑怯なくらいにナイスガイ。
ある種、王道ですが。

で、内容はこれまた18世紀事情が散りばめられ、娘っ子は露骨に地位・財産のある男を狙い、上流階級の男はこれまた露骨に器量・容姿のいい娘を選び、といったなんともわかりやすい時代でした。
男は金、女は容姿。
これまたある種、極論でよいではないですか。

そしてなんと言ってもこの映画のよいところは、配役。
バツチシ。
全ての役者たちが適材適所。スキがないように思えました。
母は能天気なバカっぽい感じで、この母も母なら娘も娘というように思えたのが、末っ子のリディア。この娘ホントバカでして。まぁ、5人もいりゃー、1人くらいどうしょうもないのがいてますわ。ジュディ・デンチの貴族もよし。笑いそうなるけど。
パパはこーいうパパいいですね。この人柄好きでした。
特にキーラを説得しに行くシーン。「うまいこと言うたな」と。
長女のメアリーも綺麗過ぎず醜すぎず。なんとなく普通な感じでよし。
キーラは言うことない程キレイで、完全に勝気な性格で、ルックス通りのキャラといいますか、なんとなくこの娘はこのまんまっぽいなとか思いながら、かなり気が強そうでした。確実に役柄とぴったしですね。
ついでに相手役のマシュー・マクファディンが物凄く物静かっぽくてよかったかな。無名っぽいけど、これからブレイクしそうな予感。これまたぴったしな感じ。

ということで内容的には舞台が18世紀の上流階級という相当退屈な設定の物語で確かに退屈っぽいんですが、それなりにホロリとくるような話で、例えるならハウス世界名作劇場とかにありそうな『ほにゃらら物語』とかのタイトルが付いていそうな話でした。

中世のデッかいお屋敷ありーの、姉妹愛ありーの、恋の誤解ありーの、結婚しまくりーのなボチボチ観れる作品でした。


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