プルーフ・オブ・マイ・ライフ

プルーフ・オブ・マイ・ライフ 原題 PROOF
【監督】 ジョン・マッデン
【製作】 ジョン・ハート ロバート・ケッセル他
【製作総指揮】 ジュリー・ゴールドスタン ジェームズ・D・スターン他
【原作・脚本】 デヴィッド・オーバーン
【脚本】 レッベカ・ミラー
【撮影】 アルウィン・H・カックラー
【プロダクションデザイン】 アリス・ノーミントン
【編集】 ミック・オーズリー
【音楽】 スティーヴン・ウォーベック

【出演】
グウィネス・パルトローasキャサリン
アンソニー・ホプキンスasロバート
ジェイク・ギレンホールasハル
ホープ・デイヴィスasクレア
ダニー・マッカーシーasコップ


【上映時間】
1時間40分 2005米 2006年1月14日よりロードショー
PG-13
公式サイト

【評価】4

チラシ

今世紀最大の証明(プルーフ)には 愛があふれていました。

| STORY |

 天才数学者の父が死に、彼を5年間看病し続けたキャサリンは、生きる気力を失っていた。葬儀のためにニューヨークから姉のクレアがやってくるが、折り合いの悪い関係に、キャサリンは苛立つばかり。そんなキャサリンを優しく包み込んだのは、父の教え子で、キャサリンに思いを寄せているハルだった。ふたりが恋に落ちた日の翌朝、キャサリンは、ハルにデスクの鍵を差し出す。そこから出てきたのは、世紀の発見となる数式の証明だった…。


≪感想≫

正直この映画のテーマというか伝えたかったモノが見えてこない。
ただダラダラと話が流れ、終わった後には「で?」っと思わせる。
ほんとパンチ力のない作品でした。
1時間40分くらいでしたがかなり長く感じられ退屈でした。
けど、名優アンソニー・ホプキンスが出ており、ことの真相とかは良くも悪くもホプキンスっぽい感じでした。
あと、無理やり特筆するなら主演のグウィネス・パルトロウかな。作品紹介の戸田奈緒美さんがやたらと「グフィネス、グフィネス」いうてたのが気になりましたが、アカデミー賞候補だけあってかなり役柄とぴったりでした。知的で幸薄。美人でかなりの頭のキレを感じさせるすばらしい皮肉。で、幸薄。
ジェイクくんは別に、どうでもよいです。昔と比べて体がデカなってる気がするくらいか。

作中でのお葬式の後のパーティには文化の違いを感じざるを得ません。
いつもながらに葬式後にバカ騒ぎってどいう神経してるんだか。さすがアメリカ人たち。しかもグウィネスとジェイクなんてチョメってますよ、こんちくしょー。父の葬式後にですよ、奥さん。

やたらと数学者をピー気違い扱いしてて、どうもなぁーと。
確かに一部の人たちはこれに近いかもしれませんが、こんなに極端な感じではないと思われます。いや、あながちウソではないけど。あれですね、天才と気違いの紙一重さは表現できてたかと。

タイトルがこれに似てるラッセル・クロウとメグ・ライアンの『プルーフ・オブ・ライフ』があるので、普通に『プルーフ』でよかったのではと思う。だって“マイ”つけただけでごまかそうとしてるし。
内容的におとうちゃん狂ったから自分を犠牲にして介護して自分の人生やりたいこともできず、更には自分も少々あたま狂ってんとちゃうかと思いながら、けど、がんばって発見した新定理を家族と恋人に否定され、腐って…ってしょうもない感じです。っつーか、アンソニーの嫁は?グウィネスたちにもお母さんいるでしょうに?そんなことには一切触れず、当然のごとくいませんって感じでした。腑に落ちない。
っしかし、ほんと数学とかに興味ない人にとってはつまらないだろうし、何がテーマだったのか相当謎でした。


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