MUSA −武士−
原題 MUSA '01/中・韓/歴史劇/133分

MUSA -武士- 監督: キム・ソンス
製作: チャ・スンジェ
脚本: キム・ソンス
撮影: キム・ヒョング
美術: フォ・ティンシャオ
編集: キム・ヒョン
音楽: 鷺巣詩郎


CAST:
チョン・ウソンasヨソル
チュ・ジンモasチェ・ジョン将軍
アン・ソンギasチン・リブ
チャン・ツィイーasブヨン姫
ユー・ロングァンasランブルファ将軍
パク・チョンハクas別将カナム

Story
■中国大陸を舞台に、高麗武士たちの勇姿を壮大なスケールで描いた歴史スペクタクル・ロマン。

感想

むっさむさ、血生ぐさ、漢くさ。

あれですよね、中世ヨーロッパ歴史劇の中国版みたいな感じです。
でも中国とかの方がなんか汚くて血と泥んこだらけ。
実際こんな感じの戦争とか略奪をしてたんだろうなーと。
そいう点に置いてはかなりリアルでした。

主演のチョン・ウソン強すぎ。あとなんでコイツがこんなに強いのか背景とか欲しかったかな。
も一人のチェ将軍は名ばかりで、こいつは大口叩きのクセにいつも別将に助けてもらってばっかりのヘタレ。いつもながらこいうキャラ嫌い。
あと蒙古軍の将軍がベネチオ・デル・トロっぽかった。雰囲気だけですよ、雰囲気。
別将が門を出て走ってくる時の音楽なんか好きでした。

まぁ、内容とかどうでもいいです、チャン・ツィーのために見た映画ですから。あのなんともお嬢様くさいチャン・ツィー、よいね。
「輿を担ぎなさい」とか訳のわからんワガママってナイス。
やっぱお姫様は理不尽なワガママ言って何ぼ。
実際、自分は言われたら無視ですが。

戦いが終わってあの人が、いかだクラスのぼろいのに乗って海に出てったけど、その後はどうなったんやろうなーと思わせぶりでした。

最後の「撮影中に馬のケガとかはなかったです」っての、絶対胡散臭い。
モンゴルとか三国志とか中国系にはこいう話はいくらでもありそうで、また作ったらいいんではないかと思った。


'05 No.87
評価4/10

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2005年12月5日(月)
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