原題　THE I INSIDE　'03/米・英/サスペンス/92分

監督：ローランド・ズゾ・リヒター
製作：ルディ・コーエン　マーク・ダモン
製作総指揮：アンドレアス・グロッシュ＆シュミット
原作戯曲・脚本：マイケル・クーニー
脚本：ティモシー・スコット・ボガード
撮影：マルティン・ランガー
音楽：ニコラス・パイク

CAST：
ライアン・フィリップasサイモン・ケーブル
スティーヴン・レイasニューマン医師
ロバート・ショーン・レナードasピーター・ケーブル
スティーヴン・ラングasトラビット
ピーター・イーガンasトルーマン医師
パイパー・ペラーボasアンナ
サラ・ポーリーasクレア
スティーヴン・グラハムasトラヴィス

Story
■過去２年間の記憶を失い窮地に立たされた男が、２年前の世界と現在を行き来しながら真相を追究していくミステリー・サスペンス。

感想

そこそこ斬新。
観てる途中は「おぉーなるほどなるほど」と思いながら、後半になるにつれ、主人公が知恵をつけてきてからどうなることやらと思い観てました。
知恵をつければ案の定という感じの展開ですが、オチとしてスカッとはできません。
オチ度でいけば、
ロスト・ハイウェイ≦マルホランド・ドライブ＜Re:プレイ≦メメント＜カンパニーマン＜ユージュアル・サスペクツ≦真実の行方
って感じですか。わかりにくい例えですが。わかるこのもやもや感？
ここらに挙がってる作品を観たことある人ならわかるかもっていうビミョーな気持ち。
自分としてはもうちょいスカッとさしてくれてもいいんとちゃうのっといった感じでしたが、まぁ、こいうのも良くある手の一つという事でそれ程理解に苦しむ事はなかったです。

俳優面では相変わらずライアン・フィリップは男前です。リースと夫婦とは確実にフィリップの方が美男児だな。けど経済面では100%リースに世話になってる。
ってかパイパー・ペラーボこんなちょいやく的な感じで出てるとは。
『コヨーテ・アグリー』で一世を風靡しときながら最近全然観てないっつーか存在すら忘れてた。
綺麗な人やなーと思ったらパイパーでした。もうちょい頑張っててもおかしくないねんけどな。
そしてサラ・ポーリーはどうもドリュー・バリモアと被るな。

まぁ、なんやかんやでごっつ、そこそこ感溢れるそこそこB級なサスペンスでした。


'05　No.57
評価6/10
【スターチャンネル】