★ タイタス | |
原題 TITUS '99/米/洋画/ドラマ・史劇/162分
story ローマ最高の武将、タイタスはゴート族との戦で死んだ息子の霊を慰めるため、人質のゴート族女王タモラの命乞いを無視し、彼女の長男を生贄に捧げた。同じ頃、タイタスは亡き皇帝の長男を次期皇帝に推し娘との結婚を了承するが、実は娘は皇帝の弟の婚約者。恥をかいたと怒る皇帝をとりなしたのは意外にもタモラだった。皇后となったタモラは、タイタス一族への壮絶な復讐を自らの手で果たそうと企んでいたのだ…。 シェイクスピアの37本の戯曲中でもあまりにもショッキングな内容のため、上演される事が極めて稀な戯曲「タイタス・アンドロニカス」。この作品をブロードウェー・ミュージカル「ライオン・キング」の演出で、女性として初めてトニー賞ミュージカル部門の演出賞に輝いたジュリー・テイモア監督で映画化。物語をより重厚に彩る衣装・美術。豪華なキャスト陣。そして、繊細にして斬新、荘厳にして残忍な演出が生み出す芸術エンターテインメントの一級品。 感想 162分とかなり長いけど、あまり長さは気にならなかった。 時代設定が現代で内容がシェイクスピア史劇ってロミオ&ジュリエットと似たような感じ。 シェイクスピアって人はすごいなぁ。セリフの言い回しがシェイクスピアってわかるようなセリフが多かった。 しかし、この「タイタス」はかなりドロドロした物語やった。 TSUTAYAで検索したらキーワードに「気分が滅入る」ってのには少し笑える。 結構残虐な描写があるからか。特にタイタスの娘ラヴィニア(ローラ・フレイザー)は全く関係ないと思えるのにタイタスの娘ってだけでかなりの仕打ちをされていた。 この女王タモラと愛人でムーア人のアーロンはかなりのワルやけど、女王の気持ちもわからんでもない。 復讐が復讐をよびさらに復讐の復讐やるからには残虐さを増さなやる意味ないみたいにエスカレートしていく。 ローマ帝国王のアラン・カミングはなんかたまに観るけど、いっつもなんかいやらしい役やってる。 ちょっとアホっぽいからか。 最初チビっ子が遊ぶシーンで始まるけど、このチビっ子いったいなんやねんと思ってた。ひょっとしてタイタスとかには見えてへんのか?とか。 最後らへんに身分とかわかる。 この映画はキャストの配役がとってもよかったと思う。 それぞれがかなり役柄と合っていた。 衣装とか映像とかかなりスタイリッシュな作品。賛否両論なのもうなずける。 http://www.gaga.ne.jp/titus/ No.23 評価6/10 2004年3月4日(木)
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